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キャリアパス2024/03/06
システム開発部システム1課 大嶋さんにJSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level の合格体験記を書いていただきました!
23年度よりVEグループに異動となりましたが、評価系の資格を持っていませんでした。
丁度、そのタイミングでJSTQB認定テスト技術者資格 Foundation LevelかLPICの取得をすすめられたため、JSTQBを選択しました。
ソフトウェアテスト技術のスキル認定するベンダ資格で、ISTQB:国際ソフトウェアテスト資格認定委員会の加盟組織であるため、加盟組織がある海外でも有効な資格です。
要件定義/詳細設計書/ソースコードのレビュー等も含まれます。基礎のFoundation Levelはソフトウェアテスト以外にも有用と思われます。
試験は40問、60分、合格ラインは65%、試験範囲はISTQBのシラバス準拠になります。
コロナ禍の影響で、コンピュータ上で実施される試験に移行しています。
正解率は非公開、合否判定のみ発表になります。
【参考書】
・ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第4版 シラバス2018対応
・はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法
【模擬問題アプリ】
・テス友:バルテス株式会社の運営で、要約版シラバス付き。
Webブラウザからも利用可能です。主に使用した模擬問題アプリです。
・JSTQB模擬試験:iOSアプリのみの展開になります。
・ソフトウェアテスト教科書でシラバスの各章を学習、模擬問題(過去問アプリ:テス友)を実施。
再度、シラバスで復習を繰り返しました。
・正解率の低い章は過去問アプリのシラバスをWebブラウザで開き、読み上げ機能を利用して復習しました。
・模擬問題をランダム条件で実施し、不正解問題の保存と復習を繰り返しました。
・模擬問題を不正解問題を優先して実施し、不正解問題の保存と復習を繰り返しました。
最終的には合計50回、試験直前の10回の模擬問題で正解率が90%以上取れるようになりました。
・紙媒体シラバスでは学習が行いにくく、特定の章で模擬問題の正解率が上がりませんでした。
・実試験は過去問アプリの模擬問題と異なるように感じてしまい、想定外の事態となりました。
主に使用していた試験開始した過去問アプリの模擬問題に対し、
・今回、正解を複数選択する問題はありませんでした。
・テストの網羅率を回答する問題では、設問の文中に要件が書き連ねられていて、ソースコード、処理フロー等から
回答する設問はありませんでした。
・実試験は英文の機械的翻訳なのか、問題を読む時間が長くなりました。
・参考書が入手しにくいです。某大手通販サイトか大きな書店で探してください。
・媒体シラバスでは学習が行いにくい内容がありました。Webブラウザに読み上げ機能を使用することで、耳からも
学習をするようになると徐々に正解率は上がりました。字面のみの学習より有効な方法と思われます。
・模擬問題との違いから想定外の事態となりました。使用頻度の少なかったJSTQB模擬試験アプリが実試験には近いと
思いますが、主に使用した模擬試験アプリでも正解率が常時90%以上になれば合格の目安には十分だと思います。
システム開発部システム1課 大嶋