新入社員向けにSDGsアウトサイドインビジネスゲーム研修を行いました

当社ではサステナビリティ方針の下、
・廃棄物排出量削減
・紙の使用量削減
・エネルギー使用量削減
・ペットボトルキャップの回収
・多様な人材が活躍できる職場作り
・テレワークの活用
など、環境負荷低減への取り組みや働く環境の整備を行っております。

新入社員の皆さんにも世界が直面している社会課題に企業がどのように貢献できるか、また企業が直面している課題を SDGs の視点を活用しながらどう解決していくかを体感し学ぶため、未来づくり自分づくり合同会社の吉野賢治さんを講師としてお招きし、2日間の研修を行いました。今回は全支店の新入社員が本社に集合して初めての対面形式での実施。
研修の内容もさることながら、対面での研修に大いに盛り上がりました。

DAY１　SDGs アウトサイドインビジネスゲーム研修

■SDGs アウトサイドインビジネスゲーム研修のゴール
・社会課題とSDGsとの結びつきが理解でき、SDGsをより自分ごととして捉え、今後の SDGs の社内活動や
　個人での活動へのヒントやきっかけづくりに繋げる。
・複数名でチームを作りビジネスゲームにチャレンジするため チームビルディングが容易にでき、
　新入社員間の相互理解や連帯感 、他の参加者とも交流が生まれる。
・ゲームでの振る舞いから、自分の価値観・行動特性などを認識でき、今後の成長目標に気づくことができる。
・ビジネスゲームを通じて、ビジネスにおける重要な点の理解やビジネスマインドが醸成 される。

■SDGs アウトサイドインビジネスゲームとは
新たな事業を創造し、社会に価値を産み出すために必要な考え方（ アウトサイドイン ）を 疑似体験を通じて学ぶことを目的としたビジネスシミュレーションです。
社会で起きている課題に対して目を向け、解決策を考え事業を通じて 存在意義・経営理念・事業方針などを実現していくゲームです。
ある特定の事業に取り組む会社の社員の一人という設定 でゲームに取り組み、事業を創造することで持続可能な会社を育てて頂きます。
手元にある資源（モノやノウハウ、お金）を使って、 SDGs にかなった新事業を創造・拡大していきます。事業活動を通して社会課題を解決しながら、同時に、 持続可能な利益を継続する道筋を２回の決算で見出すことが、当面の目標になります。

チームで作戦会議

他チームと交渉

課題解決のジャッジ

■SDGs アウトサイドインビジネスゲーム終了後の振り返り
ゲーム終了後、講師から以下のような問いかけがありました。この振り返りにより、 学習効果を高め、具体的な行動につなげていきます。
Q１．より多くの事業を想像するには、どう考え、どう行動すればよかったのでしょうか？
Q２．ゲームでは、前半、後半それぞれどの様な行動をとりましたか？その行動の目的や理由はなんでしたか？
Q３．それらの行動はゲームにどういう影響を与えたと思いますか？
Q４．それらの行動の源泉となる、価値観や考え方はどの様なものでしょうか？
Q５．このビジネスゲーム体験で得られた、一番の気づきは何でしょうか？
Q６．現実世界でも知らず知らずの間に、ゲーム内でとっているのと同じ考え方や行動をしていることがあります。　ゲームでの気づきを現実世界に役立てるとしたら、どの様な事が挙げられますか？

■新入社員の気づき
・手元にある情報をしっかり確認してゲームを進めるべきだった。
　焦っていてチャンスを有効に活かせなかったのはもったいなかった。
・特定の考えに固執しないで色んな組み合わせを試せばよかった。
・現実で安請け合いすることがよくある。Win-Winな関係を築くのが重要だと感じた。
・強みを軽く見ないで大事にすべきだった。
・強みを持っていても、使わないと意味がない。行動を起こせ！失敗の財産は貴重！！
・自社の強みと他者の強みを組み合わせることで相乗効果が生まれることに気づけた。

DAY２　改善型グループワーク

自分たちがSDGｓ活動としてできることを会社や地域社会に対して提案してください！
１．活動理念
２．なぜこの活動を行うのか
３．活動内容（具体的に）
４．達成できる目標は？

プレゼンタイム
プレゼンの方法は呼び込み型で実施。
・プレゼン後、付箋に「こうしたらよくなるのに」「ここってどうなの？」と感じたことを
　各チームのシートに貼ってください
・うちのチームにこの意見を導入したらもっと良くなるかもチームに持ち帰ろう

振り返り

● 今日のワークから得たことや気づきは何ですか？
● アイレックスをよりよい会社にするために自分は何をしますか？
● 行動宣言　明日から何をスタートさせますか？

2日間かけて、社会課題とSDGsとの結びつきを理解し、個人または会社でSDGsを始めるきっかけを作ることができました。
この研修で終わることなく、ワーキンググループ毎に掲げた活動理念に基づき1年間活動を進めていきます。

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