ARX CHALLENGERS BLOG技術者ブログ
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2023/12/25
こんにちは。
月間MVP事務局の天神と申します。
はじめにアイレックスの取り組みである「月間MVP社員」とは、
2カ月に1回、25日頃にテーマを事務局からお出ししますので、
テーマに沿って各個人「こんなことをやります!」と宣言(エントリー)し、
その内容を1カ月の間で取り組んでいただいております。
宣言した活動内容のエビデンスを対象期間の翌月の第5営業日までに提出していただき、
提出した方の名前を伏せたままその内容を審査します。
その結果、優秀な活動をしたと認定された上限6名の方を表彰しています。
10月は「デジタル月間」でした。
今回は、受賞した大阪支店 2Gさんのレポート
「WEB3について」
をご紹介いたします!
・個人的に気になる理由は・・・
WEB3を知るきっかけは、ビットコインの誕生です。当初はさほど興味もなかったのですが、億り人と呼ばれるビットコイン投資により莫大な資産を形成した人が続出し、目にしない日がないくらいの盛り上がりを見せていました。
このビットコインの実現に用いられた技術がブロックチェーンです。後述しますが、ブロックチェーンには改ざんが極めて困難という特徴があります。
その後ブロックチェーンを活用して、NFT(非代替性トークン)が登場しました。非代替性とは文字通り、代替できない、他に代えが効かないというものです。例えば、お札はシリアル番号が入っていますが、1枚だけが特別な意味を持っているわけではなく、他のシリアル番号のお札でも同じ価値です。これを代替可といいます。代えが効かない唯一無二であることが非代替性です。
NFTにより、デジタルコンテンツもオリジナルであることが証明され、仮想空間の土地やTwitterのツイートに価値がつくようになりました。VRとの相性もよく、調べるうちにWEB3が提唱されており、それを支える技術がブロックチェーンであるということから、WEB3に興味を持っています。
WEB3とは、WEB2.0に続く次世代インターネットの総称です。
WEB3.0とも呼ばれていますが、厳密には違いがあります。
WEBの歴史
・情報閲覧のための一方通行の |
| ・誰もが情報発信できる双方向の |
| ・分散型のインターネット |
・WEB3は分散型インターネットとして期待されてはいるが・・・
テスラ、Xのイーロン・マスク氏は、「現実のものというより、マーケティングのためのバスワードのようだ」と2021年にツイートし、懐疑的なスタンスです。そら、SNS時代の代表みたいなもんだし・・・
私もWEB2.0によるプラットフォームで、特に不都合を感じることもなくネットやアプリを楽しんでいます。
これが分散する世界がなかなかイメージ付かず、みんなそんな世界を望んでるのか???っていう思いが正直なところです。
ただし、デジタルコンテンツを唯一無二のものとして証明できるNFTとその基盤となるブロックチェーンは、注力しておいて損はないと感じます。
WEB3は、WEB2.0による中央集権的な集約、例えばGAFAMやLINEに個人情報や行動履歴など多くのデータが集約されており、特定の企業に依存しない概念として生まれたものです。
特定の管理者がいない非中央集権的な分散型インターネットであるWEB3は、ブロックチェーンを用いることで実現されます。
経済産業省においても「大臣官房Web3.0政策推進室」が設置され、ブロックチェーンを基盤としたWEB3に関連する事業環境課題が検討されています
出典
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijiku/pdf/010_03_01.pdf
ブロックチェーンとは、下図のような技術です。
出典
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijiku/pdf/010_03_01.pdf
ブロックチェーンを開発するために必要な言語は?
意外と身近な言語で開発されています。
WEB3は、まだまだよく分からない代物ではありますが、経済産業省もビジネス的価値が飛躍的に上昇する可能性があると認識しています。 我々も追従して出遅れることなく、新たなビジネスの創出につなげたいと思います。 |
大阪支店 2G