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キャリアパス2022/07/25

~高田渉さんのAWS Certified Cloud Practitioner (CLF)合格体験記~

2021年9月にAWS Certified Cloud Practitioner (CLF)資格を取得しました。
自身はクラウド未経験&周囲に有識者無しの状態でしたが、無事1発合格できましたので、経験・ノウハウを合格体験記としてお伝えします。

1.はじめにCLFとは?

CLFはAWS資格体系の中で基本知識を問うベーシックレベルに位置づけられます。
AWS全体を広く浅く学ぶので、資格取得だけでなくクラウドサービスの概念の理解目的としても有効でしょう。
実体験としては、70~80個ほどのAWS用語を理解したら十分合格が狙える暗記系資格である印象です。

2.お勧めのCLF学習教材

私が、資格取得に特に効果的だった教材を紹介します。

①:AWSスキルビルダー:AWS Certified Cloud Practitioner Essentials(日本語実写版)コース
②:AWS Black Belt Online Seminar(YouTube)
③:Udemy:この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)
④:AWSホワイトペーパー:AWSの概要

①②④は無料で利用できます。
③はセール利用で1500円位にて購入できます。また、当社の社員はUdemyアカウントを利用すれば費用をかけずに受講できます。

①は、AWS公式のデジタルトレーニングです。
AWS全体の概要を動画+ドキュメント形式で解説してくれます。
ご紹介したコースは未経験の初心者を想定した内容であり、AWS学習の最初の一歩には最適でした。

②は、Amazon公式オンラインセミナーのYouTubeチャンネルです。
各種AWSサービスやソリューションに関するセミナー動画を閲覧できます。また最新動向なども配信されています。
サービス知識を深め、文字通りAWS黒帯へ近づく事ができるでしょう。

③は、UdemyのWeb問題集コースです。
過去に自分が回答した内容が全て記録されるため、理解度確認や弱点分野探しに有効です。
様々なAWS資格取得ブログでもほぼ必ずイチオシされており、実体験としても最有効教材でした。
本教材をガッチリ利用する事で、CLF取得はグッと近づくと思います。

④はAmazon公式のホワイトペーパーです。
文字通り、AWS全体のサービス概要がまとめられた公式ドキュメントなので、一読しておくとよいでしょう。
参考書替わりとしても使えると思います。

3.お勧めのCLF学習方法

以下の流れで学習すると効率的でよいと思います。

・いきなり参考書を読み始めるのではなく、まずは①で紹介したコースを1周しましょう。
 これからのAWS学習に向け、土台となる知識が身につきます。
 チャプター数は多いですが、1項目10~20分程度でできるので、時間を見つけてコツコツ学習しましょう。

・①で理解しきれなかったサービスや概念があった場合は、②で復習するとよいでしょう。

・①②を終えたら、③でひたすら試験対策をしましょう。
 コースは全7回分ありますが、第5回以降はCLF本番試験と比較しても非常に難度が高いため、まずは第4回までを重点的に学習します。
 私は、第1~4回で正答率90%以上を目指してひたすら回しました。

・参考書や④は、①②理解の補助や③の苦手分野の復習用として活用するとよいと思います。

・試験前には、総復習を兼ねて改めて④を一読するとよいでしょう。
 ①~③に出てこないサービスにも目を通しておくと本番で役に立つこともあります。

暗記が重要な試験ですので、2ヶ月~半年以下の短期学習でスパッと取得してしまった方がよいでしょう。
※集中すれば1ヶ月以内での取得も不可能ではありません。

なお、AWS構築の実践については、CLFを取得するだけであれば必須ではありません。
しかし、理解度を高めるために、実AWSにも触ってみる事をお勧めします。社内で用意しているAWS学習用環境を利用するのもよいでしょう。

4.受験本番

本番試験は各地のテストセンターでCBT方式にて開催されます。
概ね09:00~18:00の好きな時間帯を選択し、2日前から予約可です。
大半のテストセンターは雑居ビルですので、環境にムラがあります。雑音や空調を気にするタイプの方は、事前にセンターの評判を調査して決めるとよいでしょう。
人気の会場は埋まりがちですので、早めに押さえてしまう事をお勧めします。

65問出題され、合格基準は700/1000となります。
出題数は多いですが、③をしっかり対策していれば、1~2周ほど見返せる余力はあります。
また、稀に単語の日本語訳が怪しい問題がありますが、英文切り替えができるので慌てずに英語で確認するとよいでしょう。
合否結果自体はテスト終了直後に判定されますが、シレっと書いてあるのでちゃんと確認しておきましょう。
試験後の余韻もなくパッと結果が出てくるため、意表を突かれます。また、合格した場合でも、当日は合格証書を貰えません。

正式な合格通知は、後日AWS資格サイト上で確認する形となります。

5.おわりに

クラウドはもはや一般的な技術であり、IT技術者としてその知識は必須になりつつあるともいえるでしょう。
クラウド理解を深めるため、技能を取得するための第一歩としてCLFに挑戦してみてはいかがでしょうか。
本体験記が、皆様の資格取得の一助になれば幸いです。

 

 

システム開発部 グループリーダー 高田渉

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