～谷口 龍平さんの基本情報処理技術者試験 合格体験記～

横浜支店　谷口 龍平さんに基本情報処理技術者試験の合格体験記を書いていただきました！

はじめに

自分が基本情報を取った理由は大きく3点あります。

1.直接関わる後輩ができた。

2021年の秋からライン長をやることになり、ラインメンバー(後輩)に対して考課面談する立場になりました。
その際に基本情報取得をするように話すことがあったのですが、自分が持ってもいない資格を取るように勧めても、「説得力に欠ける」「何もわかってないのに何を偉そうに俺は話しているんだ」と思ったからです。

また、自分のラインは基本情報をもっている後輩メンバーが多かったため、ラインをまとめる立場の人間が何も資格を持たないのは恥ずかしいとも思いました。

2.給与を上げたいと思った。

給与を上げるには、等級を上げる必要があると思いました。
(ARXでは等級を上げるには、基本情報が必要だったはず)

3.会社はいつなくなるかわからないと思った。

今現場で一緒に働いている人の会社が潰れたとのお話を聞きました。その方は、現場でのスキルが高く、資格もいくつかもっているためすぐに次の会社が決まったそうです。仮にARXが無くなった時に、自分はどこか他の会社にすぐに雇ってもらうことができるのか？という漠然とした不安が生まれました。自分の保身のために資格取得をする必要があると考えました。

上記のような理由から、基本情報の取得を目指しました。

勉強方法

まずは参考書を読みました。自分は文字だけの参考書は苦手なので、絵がたくさん書かれているキタミ式を選びました。これをどれだけ忙しくても、最低10分から15分程度、就寝前に読んでいました。
仕事中の休み時間を利用して、15分程度、過去問道場で問題を解くようにしていました。
実際に試験が近づいてきた1か月くらい前からは、朝の電車で15分、昼休みに15分、帰りの電車で15分は過去問道場で問題を解くようにしました。

自分は物覚えがとても悪いので、これでも午前試験が受かるか不安でしたが、62.5点というぎりぎりの点数で合格をしました。
午前の結果が出てから、午後の勉強を開始しました。朝の電車でYouTubeに上がっていた午後の対策の動画を見る、昼休みに問題を解く、帰りは問題を解いたり、対策動画を見たりしていました。
午後も62.5点を取ることができ、無事に合格することができました。

最後に

自分は30代中盤の年齢で、だいぶ遅いタイミングでの取得となりました。
取得したいと思える理由が一つだと難しいかもしれませんが、自分のように何個か理由があればきっと頑張れると思います。

「忙しい」「時間がない」と言ってる方。自分も最初は同じ考えでした。しかし不思議なもので、やろうと思ったら意外と時間はあるし、勉強のための時間を作るようになるんじゃないかと思います。

基本情報は試験制度が変わり、少し大変になるかと思いますが、これから取得をする方々は頑張ってくださいね。

横浜支店　谷口 龍平