～システム二課 Mさんの基本情報処理技術者試験 合格体験記～

システム開発部システム2課　システム二課 Mさんに基本情報処理技術者試験の合格体験記を書いていただきました！

初めに

先日基本情報技術者試験に受験し、科目A試験、科目B試験共に無事合格することができました。科目A試験は9割弱、科目B試験は8割強と、個人的には中々良い結果だったと思います。全体の感想としては総じてITパスポート試験の延長線上のような感じで、新人研修期間の約3か月間の間で十分習得できる難易度だと思います。

科目A試験の勉強法

科目A試験はひたすら過去問を解くことで知識を頭に詰め込んでいました。お勧めしたいサイトはやはり『過去問道場』で、特にログイン機能を活用することで効率的に勉強することができました。過去問道場のログイン機能は未出題問題に限定して問題を解くことができたり、解いた問題を緑、黄色、赤の三色に分類することで自分の理解度別に問題を復習することができたりするなど様々な便利な機能が揃っています。ただひたすらに教科書を読んだり過去問をひたすら解いたりするよりも、これらの機能を利用して理解できている部分と理解できていない部分を明確にし、後者を重点的に勉強することで効率的に勉強するのが個人的には良いと思います。

科目B試験の勉強法

科目B試験の勉強については新人研修期間中のC言語研修の経験が生かせたのではないかと思います。科目B試験ではただひたすらにプログラムをしっかりトレースできているかが問われます。試験に用いられる言語は疑似言語といいどちらかというとC言語よりもJava言語に近いと言われていますが、C言語もJava言語も似通った部分が多いため、既にプログラミングをある程度習得している人にとってはもしかすると知識を問われる科目A試験よりも理解を問われる科目B試験の方が簡単と思う人もいるかもしれません。

私自身文系出身なので大学ではプログラミングには一切触れてきませんでしたが、入社前の段階から独学でC#の勉強を行っていたこともあり、C言語研修も比較的すんなりと理解できることができたのも個人的に追い風だったのではないかと思います。セキュリティ問題に関しては割と常識問題に近い部分もあるので、身構えすぎる必要はないと思います。プログラムに関しては新人レベルにしては比較的自信があったので必要以上に勉強しすぎるのも時間の無駄かと思い、ある程度問題を解いて試験形式に慣れたら、すぐに申し込みをしました。

科目B試験の当日の様子と注意すること

当日はARXの制度を利用して平日に受験に臨みました。試験開始の40分前に会場に到着し、時間を前倒しする形で受験することにしたのですが、早い分には前倒しで受験することができますが、遅れると受験できなくなるので気を付けましょう。

PCで問題を解くので慣れない人は目新しく感じると思いますが、逆にPC一画面に収まる程度の文量しか出ないので旧基本情報試験よりは格段に解きやすくなっていると思います。分からない問題や怪しい問題数問に印をつけて、20問の問題を一周するのに60分、残りの40分で印をつけた問題の解き直しを行い、さらに余った時間でしっかり解けたはずの問題の見直しも行いました。この段階でもミスが見つかることも多々あるので時間は最後までしっかりと見直しに使いましょう。

試験が終わるとその場で瞬時に結果が出るので、足取りも軽くそのまま会社に向かうことができました。

まとめ

・科目A試験は過去問道場のログイン機能を利用しよう
・科目B試験はプログラムをしっかりトレースできるようにしよう
・勉強に時間を使える新人のうちに基本情報を受けよう

基本情報で合格した瞬間もそうでしたが、C言語研修中に科目Aで勉強した知識を生かすことができ、知識が理解に昇華した瞬間も嬉しかったです。

システム開発部システム2課　システム二課 M