ARX CHALLENGERS BLOG技術者ブログ
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2022/09/13
こんにちは。はるくんパパです。
そもそもDXってなんだろう。
本ブログの中でも複数のメンバーがその定義を書いてくれているのですが、やっぱ難しいんですよね。
そもそも、経済産業省の定義が難しいんですよ。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」
知らない人がそのまま読んでも、「だから結局何?」が反応でした。
よく間違いやすいのがIT化。
IT化(デジタル化)は、「データとデジタル技術を活用」までです。
DXを成すための手段の一つではありますが、それだけではDXとは言えません。
「今まで紙でやり取りしていたものを、電子取引するようにしました。」これはまだIT化。
これをDX!と胸を張るためにはあとなにが必要なのか。
もう一歩頑張ってみようよと思ったものや、こういうのが実現出来たらいいのでは?と思ったものを、利用者目線でいくつか紹介します。
もしかしたら、お仕事のきっかけが眠っているかも?
一家のメインイベントの一つでもある、運動会。
プレ保育に通う2歳児のはるくんも元気よく参加してきました。
プレ保育のはるくんはかけっこだけでしたが、幼稚園に通っているおにいちゃん、おねえちゃんたちは、かけっこお遊戯ダンス玉入れと大活躍。
そしてお父さんお母さんもわが子の雄姿を収めようとカメラ片手に奮闘しますが、思い通りの写真が取れなかったりします。
そんな時に役に立つのが園で雇ったカメラマン。
まんべんなく、よいアングルで、素敵なタイミングを収めてくれる心強い味方。
そのあと、その写真から欲しいものを選んで購入できますが、昔は壁に張り出されたり、アルバムが回ってきて、そこから選んでいたのですが、いまはクラウドにアップしてそこから選択するようになっていました。
ですが、写真は1,000枚とかあるわけで、その中からはるくんを探し出すのは至難の業。
せっかく、クラウドを使ってデジタル化をおこなっているので、もう一歩ユーザーが探しやすいやり方はなかったのでしょうか。
例えば、探したい人の特徴や顔写真を登録することで、対象の人が写っている写真を抽出するなどできれば、一撃で探したい人を見つけることが出来、保護者側の作業も格段と減ります。
また、わが子を見逃がすこともなくなるので、その分買おうとする枚数が増え、売上も上がるのではないでしょうか。
昔は連絡帳で先生と保護者の連絡をしていましたが、いまは「連絡用アプリ」をつかってやり取りをするのですね。
その中で園とのやり取りもあり、イベント情報とかも教えてもらえます。
まだプレですので、細かい情報はないのですが、どうも先生との連絡にも使えるイメージ。
園での様子など、色々な記録媒体としても使えるのでしょう。
でも、日々の体温測定と報告は紙と鉛筆らしいです。
たぶんですが、コロナ前に導入したシステムとかで、そこまで体温の連絡が頻繁ではなかったのではないでしょうか。
そしてそのような仕組みを提供できていない。
この手のアプリでは、やはりユーザーによって求めるものは違ってくると思います。
そのため、ある程度のカスタマイズが必要になってきます。
必要になる都度メーカーにカスタマイズを依頼していたら、どんどん費用がかさんでしまい、結局「今のままでいいや。」となってしまいます。
DXとして成り立たせるためには、ユーザー側に理解し、使ってもらう必要があります。
どんなに便利で、素晴らしい機能を用意したとしても、使い手が理解できていないとDXとしては成り立たなくなります。
ユーザー側のITリテラシーと共に、使いやすい、利用しやすい仕組みも大事になるのかなと。
来年から幼稚園に通う子供がいるパパ目線とDXを使って、幼稚園での事故やトラブルの再発防止策を考えてみました。
小型のGPSをカバンなどに縫い付け。登園、降園中は常に携帯できるようにする。
幼稚園バスにもGPSを設置。これで、バスに乗っているかいないかは判断つきます。
幼稚園についたら、園児たちは小型GPSと共にバスから離れるはずです。
そこで、一定期間過ぎてもバスから離れないGPSがあった場合、幼稚園や保護者に通知が飛ぶようにすれば、今まで以上に気づきは早くなるのでは。
園の先生や運転手さんが忙しいのであれば、幼児自らに対応してもらいましょう。
教室に1,2台タブレットを用意、教室にはいったら、タブレットから自分の名前をタップ。
もしくは、カメラONで顔認証でもいいかもしれません。
なにかしら、「楽しい」ことが起きたら、園児は食いついてくれます。
食いついてもらえれば、それが登園のしるし、保護者に通知する。
もしくは、時間になっても通園されなかったら、通知する。
共に、誤作動や利用方法間違えると、不要な通知や連絡が発生してしまいますが、しっかり考えていけば実用化に耐えうるものにもなるのではないでしょうか。
絶賛トイトレ(トイレトレーニング)練習中ですが、一番苦労しているのが、「自ら行こうとする意志を育てる。」です。
自ら行くときもあれば、急かしてあげないといかないときなど、色々あります。
その時に一定の時間が経つと、好きなキャラクターなどが呼びかけをして、トイレに誘導するような仕組みはできたりしないでしょうか。
必要なタイミングで、好きなキャラクターに呼ばれたら、ついつい行っちゃいますよね!
タイミングは、生活リズムや水分の補給量、前回の排尿量から推測。
膀胱の大きさなどは、個人差が大きいとのことですので、定期的な排泄量から推測。
さらに、お昼寝時には声掛けしても無駄ですよね。
ベッドなどと連携し、起きるのを察知して、起きたらすぐトイレに向かうよう声掛けを行う。
お出かけしているのであれば、家の中で声掛けしても無駄です。
ご両親のスマホなどと連携して声掛けしてあげてください。
もちろん、近くにトイレがあることが重要ですので、位置情報とも連携しましょう。
DVDやTVを見ているときも、盛り上がっているときに声をかけても無駄です。
子供たちは好きなものに夢中、反応しないでしょう。
ですので、DVDやTVも合間を見て、空気を読んで声かけを行う必要があります。
さて、好きなキャラクターはなんでしょう?もちろん、多種多様にキャラクターはいます。
その時その時のトレンドもありますので、コレ!といったものはありません。
ですので、日頃見ているアニメなどなどから推測してあげる必要がありますので、番組表などとも連携が必要となってきます。
ココまできたら理想の声掛けアプリが出来上がるのではないでしょうか!
さて、実際に上記のようなトイトレアプリを作った場合、どうなるでしょうか。
おまるにもセンサーなどを取り付け、水分量の計測のために、水筒や冷蔵庫との連携。
実際に部屋にいるかを判断するのにセンサーの取り付けと連携。
TVやオーディオとも連携し、TVのオンオフの状況と、実際にみんなが何を見ているかも把握する必要があります。
スマホともつなげ、接続先では位置情報と連携し・・・
ここまでしてトイトレするでしょうか。
何でもかんでもDX化することが最善ではなく、人の感覚、今回だとご両親の感覚になります。
デジタルの得意なこと、人間の得意なこと、それぞれあります。
得意なモノ同士で支えあっていくのが、DXの描く素敵な未来図になるのではないでしょうか。
もしかしたら、ご両親の感情を完全に模倣するAIとかも出来てくるのでしょうか・・・
DXって結局何?
自分なりに考え書いてみました。
正直定義もふわっとしていて、なかなかこれ!と言い切るのは難しいと思いますが、少しでも「こういうものか!」のきっかけになればと思います。
はるくんパパ